「十六夜さん、すごい綺麗......」

優希が見惚れるように言う



「っああ、すげえな......」

晴樹も同様


「麗しの俺の女神......」

涼、意味わからないし。

第一涼のじゃないからな



「......」


雷斗は眩しいものでもみたかのように目を細めて十六夜さんを見てる


天堂さんが十六夜さんを想うのも、刹那が狂ってしまうのもわかる気がする



当の本人は肝心な湖を探してるから皆には気づいてないみたいだけど

それをいいことに俺たちは十六夜さんを好きなだけ見つめる




それにしてもだいぶ来たよね、

もう1時間近くは飛んでるっぽいし


すると、



「あっ!あったよ」