宵美が目を覚ましたのは数日後だった 目を覚ますと獅蛇が座っていた 「よっ、気分どうだ?」 起きようとする宵美を手で制した 「あ、だいぶよくなりました」 なら、何か腹に入れろ、と出ていった 宵美は大好きな獅蛇に心配してもらえるのが嬉しくて枕に顔を埋めた 掛け布団を抱き締めたとき獅蛇が御膳を持って入ってきた