優希の予備の水着を用意して十六夜と更衣室に消えていった




10分後、優希だけが顔を真っ赤にして両手で顔を覆って出てきた



「優希、どうした?」


晴樹が心配して聞くと


「十六夜さん、やばいっ……どうしよ、あたし、十六夜さん見れない…」


皆、なんのことかわからない


影狼が更衣室を向いて吠えながら尻尾を激しく振っていると十六夜が出てきた



「「「っ///」」」



絶句した


普段は着流しの下に隠されている身体


今は優希が貸してくれた黒いビキニ


惜しめもなくその色白な美しい肌と曲線美が晒されている



細く長い四肢、美しい曲線美を描く腰、綺麗に浮き出た鎖骨、白銀の長髪……


その美しさは何一つとして、数百年前から変わってはいない