ガチャ・・・
ドアを開けたら、まあまあ綺麗な女の人とその娘と思われる女がいた。そいつは、髪は、黒くてサラサラヘアのセミロング、色白、目はパッチリしていた。なんというか、まあ可愛い方。
そんなことを考えつつ、笑顔で二人を出迎えた。

とりあえず、俺、親父。向かいに再婚相手の娘、再婚相手。とそんな感じで、和室のテーブルに座った。


（つまんねーなー）
再婚相手とその娘は親父と何か話してる。俺は聞いてるふり。どーでもいいし。てか大体何でこんなとこにいなくちゃなんねーんだよ。俺関係ないだろ。てか、話とか俺抜きでやれよ。こっちは昨日仕事で疲れてて、やっとオフだっていうのに。俺の貴重な休みをなんだと思ってんだよ…。

はー、ねむ…。
欠伸しそう…。

「で、いいかね？椿？」
「へっ!?、あっ！あぁ、いいと思う…。」
やべぇ、聞いてなかった…。
でも、まあいいか…。
俺はこの時親父達の話を聞いてなかったことを後悔することになる……。