~火~
―――わぁ!真っ暗!!
ここ、どこだろう。早く祇臣探さなきゃ。
しばらく歩くと、人にぶつかった。
危うくしりもちをつく所を手を掴まれて無事だった。
―――ん?手??
その瞬間、部屋に明かりが点いた。
目がなれてくると、祇臣の姿があった。
祇臣のほうに駆け出そうとすると、手が掴まれた。
「悪いけど、君は僕らとペアだよ。」
―――へ??
優しそうな顔のお兄さんと、無愛想なお兄さん2人。
―――2人!?って事は3人組み!?
「コレからよろしくね。えぇッと…。」
「あ、雲野火垂です。」
「ホタルちゃんね。僕は菊池千春。こっちは、」
「風早翔だ。よろしく。」
「よ・よろしくお願いします☆」
―-―私、これからどうなっちゃうのかなあ…。