久しぶりに家族全員が揃ったエンドロール家。



家族6人だけでホワイトガーデンのキッチンに座っていた。



キッチンには懐かしいアキの鼻歌と焦げた匂いが充満した。



「わーい♪アキのハンバーグだ」

「何歳になっても焦がすんだな」



一家は懐かしいアキの手料理を口にした。



ご飯を食べ終えると子ども達は涙を流していた。




「なんで泣くのよ。そんなに懐かしかった?」



アキの言葉に何も答えられない子ども達。



「いつでも作ってあげるから泣かないの。折角みんなでいるんだから笑っていましょう」



アキは優しく微笑む。