私は1人で生きていく。


誰も私を愛してくれはしない。
だから私も愛さない。




人は離れていくもの…
裏切るもの…


周りが孤独を愛する人間だというように、私は孤独と共に生きればいい。



闇の中にしか私の居場所はないのだから。





何も期待しない。
何も望まない。




そう思って生きてきたのに…




アキに出会ってからは孤独が本当に嫌になった。




いつもそばにいてくれて、笑って泣いて怒って…


私の心を見てくれているアキは私から離れていったりしないと思えたから。




そんなアキといられなくなると考えると恐くて仕方なかった。




あなたを私の漆黒の世界には染めさせたくないのに、あなたを求めている私がいる。




そうか…


私はあなたに初めて会った時からあなたを愛してしまっていたのですね。





ラヴが生まれて初めての恋心を確信した瞬間だった。