「アキ、愛しているから最期まで私と同じ道を歩いて下さい。…あなたがいてくれるなら私はいい夢を見ながら逝けます」



ラヴの優しい声にアキは頷いた。






前以上にあたたかく優しいラヴ。

アキは何の不安も感じなくなった。




安らかな気持ちで抱きしめ合っていた2人は、暫くしてリビングに向かうと衝撃を受けた。




「え!?結婚!?」

「はい。僕、結婚します」



サミュエルから放たれた言葉。


ラヴとアキは勿論の事、アシュリーとレオンも固まる。




「僕がプロデュースした女性なんですが、彼女がメジャーデビューしたら結婚する事にしました。とても優しい女性です」



サミュエルは幸せそうに笑う。