「あたしはどんなラヴも大好きだよ。それはラヴに出会った時から変わらないわ」


「はい。私もです」




穏やかに過ぎていく時間の中、ラヴとアキは寄り添っていた。





出会った頃から変わらない物は“愛”。


2人はあの日、あの路地で導かれるようにして出会った。



それは紛れもなく“運命”。




運命の人と出会える確率はないに等しい。


そんな運命をも覆す程の出会いをした2人。




例えどんどん年老いて

いずれこの世から消えてしまっても…





運命が再び

2人を導くはず…