「…私は構いませんよ。あなた達が戻ってくるのは大歓迎です」



ラヴは紅茶を啜りながら呟く。



子ども達は嬉しいような戸惑っているような表情を浮かべた。




「そうよ、キズナもこんなにお願いしてる事だし。…あなた達、ご飯作ってくれる彼女もいないから栄養偏るわよ?」


「うるせぇな!彼女なんかいらねぇし!!…それにアキの飯でも焦げばっかだから癌になるわ!」


「なんないわよ!!失礼なっ」



アキはアシュリーの頭を叩く。


そんな2人を見ながらレオンが呟いた。




「…でもさ、俺らもういい大人だよ?甘えてばかりはいられない」


「甘えていいんです。大人になってもあなた達はいつまでも私の子どもなんですから」



ラヴが柔らかく微笑むと、アキと子ども達もつられて微笑んでいた。