「…何故英語がいいのですか?」


「ラヴのI LOVE YOUって発音好きなの。…ラヴが言ってくれるその言葉はあたしの世界の全てなんだよ」



アキは赤くなり、キャーッと叫びながら毛布を頭まで被った。



ラヴが囁く『I LOVE YOU』は2人を繋いだ言葉。




そんなアキを見て声を出して笑うラヴ。



「そんなに笑わないでよ!ラヴのバカ!!」



アキは毛布に包まれながらゴロゴロと転がる。





「I love Aki.
I am a devoted husband.
Therefore, it keeps loving only you for a long time…」


「…ん?英語わかんない」


「…it's secret」



ラヴはそう言って笑うとアキに背を向けて寝そべる。





「教えてよ〜ラヴちゃーん…」



アキはポカポカとラヴの背中を叩く。


しかしラヴは寝たふりをしたままだった。