そこに仕事から帰ってきたラヴがやってきた。



「アシュリーもすっかり親バカですね」

「親じゃねぇ!兄だ!!親はお前だろ、ラヴ!!」



アシュリーが怒鳴ると更に大声で泣き出すキズナ。




「アシュリー、大声を出したらダメですよ」



ラヴはアシュリーからキズナを受け取ると、ヘンテコな子守唄を歌い始めた。



しかしキズナは泣き止まない。




「…困りましたね」



そこに毛布を持ったアキがやって来た。




「アキ、ただいまです」

「ラヴ、キズナ貸して。やーっ♪キズナは食べちゃいたいくらい可愛いわね」



アキはラヴそっちのけでキズナをあやし始めた。


ラヴはそんなアキを見てへこむ。




「…アキ…私は?」

「息子に妬くなよ」

「アキは私のです」

「あのなぁ…」




息子に妬くラヴを見てアシュリーはため息をついた。