「今悩んでるんだよね。あたし達5人の名前から付けたいし」


「は?5人の名前?」


「そう。あたしのア、ラヴのラ、アシュリーのア、サミュエルのサ、レオンのレを使った名前、付けたいんだよね♪」




アキがそう言うと、アシュリーは一瞬考え込む。




「…あらあされ?になるぞ」

「う〜ん。それでいいかな?」

「却下だ!何だ、その名前!!絶対将来恨まれるぞ!?変な名前付けやがってって」



アシュリーにそう言われ、うーんと頭を抱えるアキ。




「…ラアアサレ?サラアレア?」



アキが変な言葉を呟いている中、アシュリーはラヴを睨む。




「ラヴ!アキをどうにかしろよ!!変な名前付けられるぞ!?」



怒るアシュリーを気にする事もなく、ラヴは紅茶を啜っていた。