「…っ!!アキ!!」


アシュリーはアキを抱き上げる。

アキは気を失っていた。



「あああ……」


レオンはアキを殴った感触の残る拳を見つめながら震えると、外へと飛び出していった。




「…俺、何した?今…何をした?……頭の中が真っ白で何も思い出せないっ」


レオンは何が何だかわからなくなり、我に返った時は知らない女とラブホテルにいた。



「…起きた?レオン」

「え?え!?誰!?」


状況が把握出来ないレオンは辺りを見渡す。



「あなたがナンパしてきたんじゃない。覚えてないの?」


考え込むレオンに笑ったその女は、もう一度レオンと体を重ねた。


レオンは何が起きてるのかわからないながらも、初めての快楽に浸っていた。