レオンはラヴの首に巻きつき、アシュリーはラヴの隣に座る。


サミュエルはお茶を運んできたアキにぴったりとくっついている。




子ども達の異変に気付いたラヴとアキ。

２人は顔を見せ合い頷く。




「何かあったのですか？今日はいつに増して甘えたさんですが」



ラヴの問い掛けに何も答えない子ども達。


ラヴとアキが首を傾げるとレオンが口を開いた。




「…どんなに頑張ったって俺らは養子じゃん。今日改めて実感したんだよ」

「何よ、いきなり」

「今日、バカな女にそう言われたんだよ。だからだ」




子ども達は悲しそうな顔をして俯く。