今日はテーマパークに遊びに来たエンドロール家。



子ども達がラヴとアキの元へ来たばかりの頃に行ったっきり、久しく遊園地には足を運んでいなかった。



その為か、もういい大人の彼らだが目を輝かせている。




「俺、ジェットコースター乗りたい♪」

「僕は高い所から一気に落ちる奴がいい」

「全部乗ろうぜ！折角来たんだし」



遊園地に向かう車内で、まだかまだかとウズウズしている子ども達。




「こうしてるとまだまだ子どもだよね」

「そうですね。私が仕事で留守がちで小さい彼らを連れてきてあげられなかったせいですから、仕方ないです」



騒ぐ子ども達を見つめながら運転するラヴと助手席に座るアキは微笑んでいた。




暫くすると、遊園地の大きな観覧車が見えてくる。


一行を乗せた車は遊園地に到着した。





「早く早く〜♪」

「レオン、迷子になるよ」



フリーパスを買い遊園地に入場すると、レオンが走り出す。


それにつられて４人もレオンを追い掛ける。




「え!?いきなりジェットコースター？」

「そっ！てか２人乗りだから１人余っちゃうね」

「レオン、１人で乗れ」

「えー！１人やだぁ〜」

「隣りに美人が座るかもしんねぇよ？」



アシュリーがそう言うとレオンは素直に頷いた。