あたしが教室に入ってすぐ聡と久美香が入ってきた。


「おはよ」

あたしが言うとニヤニヤしだす2人。


「ちょっとー言うことあるんじゃない?」

「切り替え早いぞっ!」


ん?なんの事?


「今、先輩と歩いてたじゃん!!」

見られてたのー?!

この2人に見られると厄介…


「あーもう、ちゃんと話すから!」

こうして2人にきのうあったことと、あたし自身、秀治さんの事が気になっているということを話した。


「おはよー」

ダルそうにあくびをしながら登場したのはやっぱり悠。

「悠!早く!!」

「は?」

域なり聡に腕を引っ張られて、イスに座らされた。


結局、あたしの話を3人に話すことになった。