言いかけたその時だった。

「おはようございます…エンリィさん…」

「何朝っぱらから滑稽に喚いてんだ?エンリィ」

背後で聞き慣れた声。

「おお!我が心の友、スペシャルバカに小岩井さん!」

振り向いたエンリィは。

「!!!!?」

衝撃の光景を目の当たりにする。

龍太郎の隣には小夜、小岩井の隣には雪菜。

それぞれ親しい女の子を同伴して登校する同志の姿。

「アンビリィイィイィイィイィィイイバボォオォオォォォッ!」

エンリィ、絶叫と共に吐血。