「お…」

目を丸くする鷹雅。

これが思いの他、気持ちいい。

「う、上手いじゃねぇか小猿…」

「えへへ、そう?上手?感心しちゃう?河童君惚れ直しちゃった?」

「チョーシ乗んな」

「何だよぉ」

ぶーっ、と膨れっ面になりつつも、遊里は鷹雅の頭皮をマッサージ。

「痒い所はないですかぁ?」

「床屋かっ」

「ここら辺なんてどぉお?」

「おー…気持ちいい…血行がよくなりそうだぜ…」

目を閉じて、うっとりした表情の鷹雅。

遊里のマッサージのお陰なのか天神温泉の効能なのか、後日鷹雅のデリケートゾーンには、産毛が生えてきたという。