「ひ、雛菊ちゃん」

秋帆、一世一代の大勝負。

「んー?なになに?」

ニパッと笑って秋帆の顔を見る雛菊。

「チョコ貰った訳ですし、お礼がしたいんですけど…」

「えー?今からもうホワイトデーのお話ぃ?秋帆君は気が早いなぁ」

ケタケタ笑う雛菊の肩に手を置いて。

「ほぇ?」

キョトンとする雛菊に。

「!?!?!?!?!?」

秋帆としては結構熱烈なキス(ベロチューではない)。