「わかってる。すぐに会うんだから」



「うん、待ってるね」







返事の代わりに笑みを見せたみーくんは何も言わずに扉の向こうに消えていった。



その瞬間、再び静寂が広がる病室。







「うっ……」







ズキズキと痛み出す頭は、私を現実へと引き戻していく。