『ん?なに?』

ニヤッと笑ってあたしを見る。

『と…とりあえず
 寒いし戻ろ?
 夜は肝試しもあるしっ』

『俺は今葵とこうしてたいんだよ。
 もうなんもしねぇから
 このままでちょっといさせて。』


『ッ//////』


あたしの顔が
棗のその一言で真っ赤になったことは
言うまでもない。




ーー夜ーー

なんとかあのあと棗を説得して
今は乃愛とお風呂!!!!

露天風呂で景色も最高だし
ほんときてよかったなー…


『そういえば乃愛。
 悠くんと何してたの?』

あたしはミルク湯につかりながら
たずねた。