『賛成っ!!』

乃愛は楽しそうにあたしに
賛成してくれた。

『そうだなー。
 沖縄の海はキレイっていうし。
 乃愛の水着姿も見たいし?笑』

悠くんがニヤッと笑うと
乃愛は林檎のような顔をして

『ばっ…バカじゃないの!?』

と照れていた。

そんな2人を見て棗は

『葵。
 お前水着の上には
 パーカーかなんか羽織っとけよ』

真面目な顔をしてあたしの耳元に
ソッと呟いた。

『…ッ////
 いきなり耳元で話するから
 びっくりしたあ
 でも…どうして?』


あたしも乃愛のように
顔を赤らめながらたずねた。

『お前の身体とか見て
 みんな倒れそうだから。』


『なっ!!
 幼児体型で悪かったですね!!』

なんてこと言うのよ!!
いくらあたしに魅力ないからって
…ひどぃよばかあ。


ショボンとなってあたしは
乃愛とホテルに着替えに行った。