棗に改めて自己紹介され
そしてあの笑顔。
あたしの心臓の音は
最高潮に達していた。


棗くんのあの笑顔が
頭から離れないよぅ…


今まで恋なんかしてこなかった葵。
葵は頭をグリグリして
机に伏せた。


その様子を悠と乃愛は
ニヤニヤしながら見つめ
口を揃えて言った。

『なーんか面白くなってきた。』


『あ。
 乃愛ちゃんメアド聞いてぃ?』

『ぁ!!
 ぅん///
 もちろんいいよ☆』


双子×双子の恋愛が
始まろうとしていたのでした。