「なんだよ、照れ隠しか?」





「ち、違うっ!!」




腹立つなぁー…
照れ隠しなわけないしっ!!





「顔赤くなってんじゃん。」






あーもーっ!!
ほんと時雨といると調子狂う!!





「ド変態!!」





あたしは一言だけ言って歩き始めたのだった。




そんなあたしの後ろからクスクスと笑い声が聞こえたのは言うまでもなかった。