すでに1月に突入して、今日は登校日。
すっごく身体がダルい。
12月にバイトも辞めたし冬休みはゴロゴロと過ごしてるぐらいだった。
「ふぁああ…」
眠たい…。
家のコタツの中に入って冬眠したいよう…。
「希美、寝癖がすごいよ」
そう言って麻実が直してくれる。
「あー…麻実。あけましておめでとー!今年もよろしくぅ…」
「目がまだちゃんと起きてないよ希美」
開けてるつもりなんだけど瞼がスッゴく重くてねぇ…
「あ、年賀状出すの忘れてたんだった…。手渡しですが…」
あたしはそう言って麻実に年賀状を渡すと、とても痛いチョップが返ってきた。