「ちぇっ…」 バレないと思ったのにっ。 「あっ、ルー出そうか」 あたしが猫用のバックを開けるとぴょんとルーが出てきた 「お母さん、ルーっていうんだよ」 お母さんにルーを見せると目がきらっと輝いた。 「あらーっ!先に言ってればキャットフードでも何でも用意してたのにー!!」 こんな感じでお母さんほ猫好き。 「お母さん、猫が一番好きなんだよ。肉球が好き過ぎるんだって」 あたしはこそっと時雨にそう言った。