「甘すぎ…」 「時雨!!」 せっかく…っ!! 美味しそうだから味わって食べようと… 「うわー…男の嫉妬って言うもんですか」 「…うるせぇ。希美、食ったしそろそろこの店でるぞ」 「えっ?!もう…?!」 あたしは腕をつかまれ、お金を払ってお店を出た。 「また来てくださいね!」 うしろからそんな声が聞こえたけど振り向こうにも振り向けなかった。