風呂から出た千尋に一瞬視線を移したが、何となく気恥ずかしくてすぐテレビに戻した。
そう言えば、2人で話す事なんてほとんどなかったから。
やけに緊張していた。
「シャワーありがとう。美咲明日は仕事?」
『明日は夕方から。少しだけお客さんに会う用事あるけど。…千尋は?』
「今日の代休」
『そっか、じゃあゆっくり出来るね』
...あれ。
今のおかしかった?
うちにいっぱいいてね、っていう風にも取れるよな…。
考え過ぎ?
『…や、っぱりお酒飲もうかな』
間が持たない。
なんか、嫌な緊張感。
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