「あがってもいい?」


「うん。でも学校は?」

「気にしなくていいよ。部屋どこ?」

「待って。足に力が入んなくて...
はは、ダサいね。ごめん」


「なんで謝んだよ、頼れって」


その時一瞬でふわっと浮いた

お姫様抱っこ


恥ずかしいけどすごい安心した

「ごめん。重たいでしょ」

「重くねえよ、部屋どこ」

「こっち」

指をさして部屋まで連れて行ってもらった