きっと私だけ。 こんなにもずるずると過去を引きずっているのは。 私だってこんな過去はやく忘れたい。 だけど無理。 何をしたって諦めきれないんだもん。 隣の教室から和哉の笑い声が聞こえる。 それが余計に虚しく感じた。