「まだ具合悪い?」 「大丈夫だよっ」 明るく振る舞ったものの頭はクラクラして気持ち悪い。 「島田さん、33ページを呼んでください。」 「あ、はい………、」 先生に指され、席を立つ。 「っ…」 「あさみっ!」 立ったらグラッと傾いて、そのまま意識が遠のいていった。