ドカッ

バキッ


倉庫の中は喧嘩の音しか聞こえないくらい静かです


ゴソゴソッ


……ゴソゴソ…ですか?


私は音のする後ろを見ました


「ぜ、零君!?」


私の縄をほどく零君がいました


「しーっ」


そうでした


見つかっては零君が危ないです


私は零君に言われた通り静かにしました


「よしっ」


縄がほどけました!


「コソッ)ありがとうございます」


私がお礼を言った瞬間