そこには俺の服のすそを引っぱりながら俺の背に隠れる月菜がいた


どうしたんだ?


…もしかして…怖い?


グイッ


「っ!?」


俺は月菜の腕をつかみ、引っぱりながら階段を上がった


ガラッ


「連れてきたぞ」


そう言って俺は幹部室に入った


月菜も俺の後に入ってきた


「あれ?」


声をあげたのは大貴だった