「いいんです。蓮哉は月菜さんを優先して下さい」


……八?


「月菜さんは蓮哉の恋人なんですから」


そうだ


月菜は俺の彼女なんだ


彼氏の俺が守らなくて誰が守る!


「サンキュー。…さっさとこいつらをヤルぞ」


「はい」


俺と大貴は風鬼に向かって走った