「てかさ、部活何部にはいるか

 もう決めた?」

「俺らは野球部!! なっ、蒼汰」

「おー。 俺らは野球バカだからな(笑)」

翔輔と蒼汰君は小学生の頃から

同じクラブで野球をしてる。

しかも、翔輔が投手で蒼汰君が捕手。

親友バッテリーなのだ。

「俺は翔輔の球しか受けねぇから」

「嬉しいこと言ってくれるなぁ(笑)

 でもまぁ、俺も蒼汰にしか投げないし」

「仲良いよね。 二人とも 

 相思相愛って感じ(笑)」

「「あたりまえ!!」」

「直緒は? 」

「あたしは…。

 野球部のマネージャーやろうかなぁ」

「まじ?」

「うん…なんか心配だからさ……。」

さっきも言ったけど、蒼汰君と翔輔は

抜群にモテる。

「あたしもやろっかなぁ…」

「ほんと!!? 一緒にやろうよ!! 

 でも、なんで?麗奈めんどくさがりなのに」

「いや、あたしも心配…だから……かな(笑)」

そーゆーと、直緒は

「麗奈……可愛いっ♡!!」

そー言われ、私の顔は真っ赤。