直緒はちっちゃくて、目はクリクリ

してて、妹みたいな存在。

「麗奈、同じクラスだよ!!」

「ほんとに! やった~」

2人で抱き合って喜んでいると、

直緒は私の耳元でコッソリ呟いた。

「ちなみに、翔輔も同じだよ」

「なっ/// そんな事、どーでもいいもん」

「またまた~ 顔真っ赤にしながら言う
 セリフじゃないよ(笑)」

チラッと翔輔を見てみたら、翔輔も

こっちを見ていた。

「なんだよ」

「なにも!!!!」

「ふーん。 そろそろ教室行くか」