「ハイ、カットぉ!!」




「「!?」」




慌てて離れるとそこにはニヤニヤした委員長と守やその他クラスの皆様方が居た。




「………ちょっと待て、守。学校は?」




「先生が風邪でお休みらしく自習になったからクラスの皆で仲良く2人さぼっているであろう人達に報告へ」




尤もらしいことを述べているがとどのつまり覗き見じゃねーか。




「……いつから居たんだい?」





私はかすかな望みに希望をかけて一番先頭に居る守に問いただす。




「『初めてなんだ。』…かな?」




最悪だ。




「キッスもバッチリそれはもう!!」




キャーとのたまう私の友人。




「……あのさ、笹原晶」




「…何だ?」




「……私、明日からはしばらく不登校の方向性で」