「ダテだから!」
「かける必要ねーだろ!」
あ、そろそろヤバい。
かなり不機嫌だ。怒ってる。
「鈴木さんが見たいって言ってたよ?」
おい。
勝手に作るな。
「…………貸せ」
「「「キャー!!素敵すぎる!!」」」
笹原晶は単純過ぎる。
……というよりアレ?
「ちょいちょい、そこのA子さん」
「私、幸子なんだけど…何かしら?」
「私達、別れたんだよ?」
「だから?」
だからって…
「何故笹原晶の話題で私の名前が挙がるの?」
おかしいじゃないか。
もう奴と私は関係ないのだ。
そう、彼女に訴えた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…