2歳だった磊はそんな事件を覚えて
いないが
4歳になった磊はその再放送を
家で一人みたのだ


そのときの磊は4歳にして
高い記憶力をもっていた
磊はテレビに釘付けになる
こんなの…こんなの…
やってみたい…らいも…やってみたい
ただの好奇心だったが
それを形にしようと磊は考えた始めた


そして共働きの親のいない時間
一人で勉強を始めた
どんどん頭に入り近くの図書館で
沢山の本を読み学力をいっきに伸ばす


そして同級生とは比べられないほど
成長した磊は
自分を偽ることに決めた