「落ち着く…」


ドキドキして心臓が壊れそう。



ナイトさんのバイクの音が近くなってきた。


ようやく離してくれた廉頗。


「大丈夫…紅林には俺たちがいるから」


囁くようにそう言って廉頗はソファに座った。