そっぽを向いて、ナイトの方は見ない‼



「紅林、わりぃって‼お前ん家送るんだよ」



え?なんで…一人で帰れるよ?



「ほらっ行くぞ」



そう言って、ナイトのバイクに跨がる。



「メット被っとけ、サツに見つかると面倒だからな」



そう言ってピンクの派手なメットを投げてきた。


…こんな可愛いの、なんであるんだろう?


疑問に思ったけど、気にしないでおいた。


「掴まってろ、落ちんぞ」


「紅林、また明日ね?」


いつの間にか、後ろに居た廉頗。