クーラーの効いた用務員室に戻ると、ちゃぶ台には温かいお茶が出されていた。
「ジャスミン茶を入れてみました。消化にいいんですよ」
高田さんが中国風のポットを置きながら、説明してくれた。
「高田さんは、お茶に詳しいですね」
山形さんが、お茶を口にしながら言った。
自分も一口飲んでみると、とても良い香りがした。
「高田さんはお茶好きで、常備十種類はそろっていますよね〜?」
「いやはや…実はこの間ついに、中国茶に手を出してしまいましてね〜」
楽しげに話をする高田さんと戸川先生をよそに、ハルはジャスミン茶が気に入ったらしく、美味しそうに飲んでいる…
「…8時かぁ…」
自分は、このまったりリムードに水を差すように、かけ時計を見ると呟いた。
…つくづく今日は、ハルの家に泊まる事にしておいて良かった…
とは言え、明日は夏休み中の登校日だ…出来れば、今日中に話を終わらせてしまいたい…
自分のしてしまったミスを話す事にしか、ならないんだけど…
「ジャスミン茶を入れてみました。消化にいいんですよ」
高田さんが中国風のポットを置きながら、説明してくれた。
「高田さんは、お茶に詳しいですね」
山形さんが、お茶を口にしながら言った。
自分も一口飲んでみると、とても良い香りがした。
「高田さんはお茶好きで、常備十種類はそろっていますよね〜?」
「いやはや…実はこの間ついに、中国茶に手を出してしまいましてね〜」
楽しげに話をする高田さんと戸川先生をよそに、ハルはジャスミン茶が気に入ったらしく、美味しそうに飲んでいる…
「…8時かぁ…」
自分は、このまったりリムードに水を差すように、かけ時計を見ると呟いた。
…つくづく今日は、ハルの家に泊まる事にしておいて良かった…
とは言え、明日は夏休み中の登校日だ…出来れば、今日中に話を終わらせてしまいたい…
自分のしてしまったミスを話す事にしか、ならないんだけど…