その隣にはフレアの顔があり、ナゼかフィルの姿まで見えるじゃありませんか…

そして良く見ると、すぐそばには銀髪の美しい女性が私を見ています。

゙イース…久しぶりですね…゛

私は心の中で、イースに語りかけました。

イースが微笑して、うなずいています…

これは幻覚でしょうか…?もう何だか、区別がつかなくなってきました…

深谷君が、その場に片膝を着くと、青いラピスの石がはめ込まれた所を見ています。

石がはがれ、所々なくなっている場所もありましたが、その目印として描かれた模様は、大きさが2メートルほどの円形の中央に、六芒星がラインで入っているものでした。

中央に深谷君が手の平をかざして「我は知識を求める者なり」と呟くと、本に書かれてあった通りの事が起きました。

「深谷君スゴイな〜ずいぶん思い出したんだね」

生島君がスライドして行く、扉状の床を見ながら感心しました。

私も大変驚きでいっぱいです…