−−−昼休み−−−


｢お待たせ、愛香。｣
｢やっと来た。｣
｢ごめん、ごめん｣
｢まぁいいや。夏蓮、率直に聞くよ?｣
｢いいよ｣
｢夏蓮さー、アイツ...叶汰くんのこと好きなんでしょ?｣｢な、なんで私がか、叶汰のこと好きになるのよー!｣｢わかりやす過ぎ｣
｢なっ！｣
｢夏蓮は朱音が叶汰くんのこと好きって知ってるから、言わなかったんでしょ?｣｢当たり前じゃん、親友と好きな人同じって言えるわけない…｣
｢朱音に言えないのはわかるけど、私には相談してよ。1人で抱えなくていいじゃん。｣
｢愛香ー、ごめん泣きそう｣｢泣いていいよ、夏蓮｣
｢ふっ、ふぇっ...｣



愛香、ありがとう。