ドキドキと高鳴る鼓動。


胸に手をあてると早いぐらいに脈だってる。



「先輩返事は‥‥??」



「あ、えっと、その‥‥」



口ごもってしまう。


彼は不安そうな顔でこちらを見つめいてる。



「やっぱり無理ですよね‥すみません迷惑でしたよね、いきなりこんな事言われて‥」


「ち、ちが‥!」


「今の忘れてください!それじゃ‥」



背を向けて去っていく彼。



「ま、待って!」