「私なんかそーゆーお嬢様って感じじゃないし地味って感じでもないしなんてゆーの?中間にいるってかんじかなだから翠みたいに女の子らしく生まれたかったって感じかな」 
 
「そう・・なんだ・・・」 
 
翠はそう言ったまま黙り込んだ。  
 
「ほ・・・ほらぁ!そんな考えないで!!ねっ!!」 
 
私は笑った。 
 
「うん!!」 
 
翠もニコッと笑った。 
 
「私たちのクラスってどこかな?」 
 
私は話を変えた。 
 
「さあ?そこら辺に張ってあるんじゃないの?見に行こ!!」 
 
「うん!!」