私何で倒れたんだろ? 
 
私はそう思いながらジュースを飲んだ。 
 
『♪~♪♪~♪』 
 
アキラかなぁ?  

私はコップを机に置いてケータイを開いた。 
 
裕輔だ。 
 
『件名:大丈夫か? 
 
 本文:無理すんなよ』 
 
裕輔・・・心配してくれてるんだ・・ 
 
たったこれだけの言葉でも胸に響いた。 
 
『件名:平気だよ
 
 本文:心配してくれてありがとう』 
 
送信っ・・・ 
 
『ピッ』 
 
アキラからは・・・来ないな・・・ 
 
私はそう言いながらメールボックスを開いた。 
 
「っ!!な・・・何これ・・・」