「やっぱり・・・何しにきたのよ」 
 
私は溜息をついた。 
 
「CD返そうと思って・・・・」 
 
「玄関から入って来てよ!!ビックリするでしょ!!」 
 
私は頬を膨らました。 
 
「こっちからの方が近いんだもん♪」 

裕輔は反省してない。 
 
私は裕輔を睨みつけた。 
 
「ゴメン・・・」 
 
裕輔は下を向いた。 
 
許してやるか!! 
 
私はニコッと笑った。 
 
「あっ!ケーキ、おいしそ~」 
 
裕輔の顔は食べたいと言っている。 
 
「食べる?」

「いいの!?」 
 
「一口だけね」 
 
裕輔が笑った。 
 
裕輔の笑顔が眩しい。