私は机にケーキを置きイスに座った。 
 
「さてと・・・いただきまーす♪」 
 
私は先っぽに小さいハートのついたお気に入りのフォークでケーキを一口食べた。 
 
「ん~♪幸せぇ~♪」 
 
私は手を頬にやった。 
 
『コンコン』 
 
窓を叩く音が聞こえた。 
 
「っ!!ド・・・ドロボー?」 
 
私はフォークを置き、窓に近寄った。 
 
「もしかして・・・裕輔?」 
 
裕輔は幼なじみで家が隣りなのだ。 
 
私はカーテンを開けた。